ハイパーリンクを設定

SVGでハイパーリンクを設定するには、a要素を使用します。
HTMLのa要素と同じ機能を持ちます。

また、形状に沿った部分だけにリンクが適用されます。
(text要素によって描画されたテキストはHTMLのa要素と同様にテキスト全体がリンクとなります。)

構文

<a>
	リンクとする要素
</a>

属性

属性名 初期値 説明
xlink:href 遷移する先のパス。
SVG 1.1の場合はこの属性を使用し、SVG 2からは非推奨となるのでhref属性を使用する。
href 遷移する先のパス。
SVG 2からはこの属性を使用し、SVG 1.1まではxlink:href属性を使用する。
target _self 遷移の方法。
SVG 2からはこの属性を使用し、SVG 1.1まではxlink:href属性を使用する。

サンプルコードとデモ

XML

<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="0 0 200 150" width="200" height="150">
	<a xlink:href="sample.html" target="_blank">
		<text x="70" y="100" font-size="20">テキスト</text>
	</a>
</svg>

XML

<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="0 0 200 150" width="200" height="150">
	<a xlink:href="sample.html" target="_blank">
		<circle cx="100" cy="75" r="50" fill="none" stroke="red" stroke-width="10" />
	</a>
</svg>

XML

<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="0 0 200 150" width="200" height="150">
	<a xlink:href="sample.html" target="_blank">
		<circle cx="100" cy="75" r="50" fill="none" stroke="red" stroke-width="10" />
		<rect width="50" height="40" x="75" y="55" />
	</a>
</svg>

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