連想配列(ハッシュ)を生成・設定
連想配列(ハッシュ)を生成または設定するには、Objectオブジェクト
または、{}
表記(Objectリテラル表記)を使用します。
なお、Objectリテラル表記を使用する場合、最後にカンマを付けると、IE8以下で空のデータとして1つ余分に作られてしまいますので最後のデータにはカンマを付けないよう注意が必要です。
- ※ 連想配列(ハッシュ)はオブジェクトであることに注意してください。
構文
生成
var hash = new Object();
生成と設定
hash.key = value;
生成と設定(リテラル)
var hash = {[key : value[, key : value...]};
戻り値
生成された連想配列(ハッシュ)を返します。
サンプルコード
JavaScript
// 0個の連想配列(ハッシュ)を生成
var hash1 = {};
// キーaと値1が格納された連想配列(ハッシュ)を生成
var hash2 = {a : 1};
// キーaと値1、キーbと値cが格納された連想配列(ハッシュ)を生成
var hash3 = {
a : 1,
b : 'c'
};
// Object
var hash = new Object();
hash.foo = 'abc';
hash.bar = 123;
連想配列(ハッシュ)の値を取得
配列の値を取得するには、取得したいキーをドットで繋げることで可能です。
また、変数を経由した場合などではスクエアブラケット([])で取得が可能です(直接スクエアブラケットでの取得は推奨されていません)。
JavaScript
var hash = {
a : 1,
b : 'c'
};
// ドットでキーを繋げて取得
alert(hash.a);
// []表記で取得
var keyName = 'b';
alert(hash[keyName]); // 直接hash['b']とするのは非推奨