開発開発(PHP):出力するドキュメントを参照

出力するドキュメントを参照するには、$modx->documentOutputプロパティを使用します。
出力するドキュメントを書き換えたい場合は、参照渡しを使用します。

使用可能な箇所:プラグイン

構文

戻り値 = $modx->documentOutput;

参照渡し:

戻り値 = &$modx->documentOutput;

戻り値

出力するドキュメントを文字列で返します。

サンプルコード

$output = &$modx->documentOutput;

$output = preg_replace('/\.(jpe?g|png|bmp)/', '.webp', $output);

システムイベントの出力内容

システムイベントによって$modx->documentOutputが返す内容が異なります。
それぞれのシステムイベントの出力内容は次の通りです。

イベント名 説明
OnLoadWebDocument リクエストごとにそのリクエストしたパスが格納されてる。
例えば、Webページのリクエストではそのページのパス、CSSファイルのリクエストではそのCSSファイルのパスが格納される。
OnParseDocument 実行しているMODXのタグごとの内容が格納されている。
テンプレートの処理中はテンプレートの処理される前の中身、チャンクの処理中はチャンクの処理されてる前の中身、プラグインの処理中はプラグインの処理される前の中身(理画面へログインしている場合の操作バー部分のHTMLは含まない)を返す。
OnWebPageComplete リクエストしたWebページのパスが格納されている。
OnWebPageInit リクエストしたWebページのパスが格納されている。
OnWebPagePrerender テンプレートやチャンクなどMODXのタグ全てが処理された状態が格納されている。
管理画面へログインしている場合は、操作バー部分のHTMLを含む。

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